64 Script "Chapter 4"
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Prologue
Chapter 1
Chapter 2
Chapter 3
Chapter 4
第32話 『レムス城の主』 (王都迂回ルート)
軍師ヒューゴー
「ここは本来、レイアの父…
シルヴィス伯が治めていた場所…。
「中央のやり方に反発し、我々に協力
してくれていたが、何故今になって
邪魔をするのか分からん。
「現在、誰が治めているかも分からんが
我々に敵対しているのは明らかじゃ。
…では、これを見てくれ。
それでは説明を始めるぞ。
今回は、南東に位置する『修魔の地テゥズラ』を
本拠地として行動することになる。
目標となるのは、本拠地から北西に向かって
約1日の距離にある『北方拠点レムス』じゃ。
この城の制圧が今作戦の目的となる。
さて、偵察部隊からの報告によると、
目標地点へ向かう3つのルート全てに、
敵部隊が存在するようじゃ。
しかし、どの部隊も小規模らしい。
強大になった革命軍に対して、
この布陣は余りにも無謀に見える。
何らかの罠が仕掛けられていると思って、
間違いないじゃろう。
まあ、こちらが不審に思うことさえも、
敵の考えの内かもしれんがな…。
軍師ヒューゴー
「ここに来て宗旨変えしたのか?
…それとも……
「我々への協力が災いしたのか?
…何にせよ良からぬ雰囲気じゃ。
◆
レイアがいる場合
『レイアの不安』
<メルタウス>
年輩の女性
「ここを治めているシルヴィス様は
とても優れた御人です。
「しかし、ここも見ての様な状況…。
シルヴィス様が無事でおられるか
どうかも…まさか暗黒道に?
<荒遊の地カラーラ>
老人
「ここは寒い、
老人にはこたえるわい。
「そういえば、
北方拠点のシルヴィス様にも、
大きな娘さんがいる御歳。
「長年この地を
守って下さってはいるが…
辛くはないのかねぇ。
「ここを嫌がる他の貴族と違い、
自らこの地を守って下さる。
…有り難や。
<寒村ファーノ>
酒場の親父
「おや? もしや君たちは…
革命軍じゃないのか?
「ウワサは聞いているよ。
魔界の住人やローディス相手に
連戦連勝だってね。
「…ところでもう王都ウィニアには
行ってきたのかい?
どこもかしこも酷い有様だろ?
「美しかったこの国も、
今や魔界の住人の巣窟だ。
なんとかならないものかなあ?
<トローギル>
シスター
「この北方は呪われた地方。
寒さも厳しく、作物も育たない。
「でも、私たちはこの地が好き。
この地で、開闢王様は究極の力を
お使いになられたのですよ。
「私たちの先祖の為に。
子孫である私たちの為に。だから…
私たちは此処に留まるのです。
<宿場町オロゼイ>
酒場の親父
「人が、町が、腐っていくんだ!!
皆、どっかへ行っちまう。
「昔は美しかった、この土地も…、
今じゃ死体の山さ。
何とかしてくれよぉ。
<グリーナ>
年輩の男性
「ここを治めるシルヴィス様には
確か娘さんがいらしたはずです。
「何処か遠くで働いているそうですが、
この御時世…、たいそう心配して
いらっしゃるでしょうねぇ。
<北方拠点レムス・ボス戦>
◆
レイアがいるユニット
レイア
「…貴方は誰!?
シルヴィスは…、父は何処ッ!
壊劫公使リシャール
「ホウ、
お前はあの者の娘か?
「…お前の父は死んだよ。
レイア
「…!!
……貴様かッ!
「貴様が、
私の父を殺したのかッ!
壊劫公使リシャール
「どうだったかな?
ヒッヒッヒッ。
レイア
「…父の仇ッ、
討たせてもらうぞッ!
◆
メレディアがいるユニット
メレディア
「さぁ、教えなさい。
シルヴィス様は何処なの!?
壊劫公使リシャール
「ヒッヒッヒッ…。
威勢がいいな美しき娘よ。
「私が怖くはないのか?
それとも、それが精一杯の
強がりなのか?
メレディア
「親の無い私にとって、
シルヴィス様は親も同然。
「そして、そのシルヴィス様が
誉めてくれた明るさだけは
常に絶やしたくないの。
「…分かっていて?
私はこれでも怒ってるのよッ!
壊劫公使リシャール
「健気よのぉ…。
しかし、もう終わりだ。
「お前の美しさも、明るさも、
そしてその健気さも…
全て私が終わらせてやるッ!
◆
一般ユニット
ユニットリーダー(男性)
「…貴様は誰だッ!?
シルヴィス伯は何処だッ!
ユニットリーダー(女性)
「…貴方は誰なのッ!?
シルヴィス伯は何処ッ!
壊劫公使リシャール
「さあ、何処かな?
ヒッヒッヒッヒッ…。
「私は死を招くぞぉ。
安らかな死など与えぬぞぉ。
「さぁ“人”である事を
捨てるが良い。貴様等も
私の眷族となるがいいッ!
『死者を統べる者』
<A>
レイアがいる
<B>
レイアがいない
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