64 Script "Chapter 3"
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Prologue
Chapter 1
Chapter 2
Chapter 3
Chapter 4
第19話 『斜陽』
軍師ヒューゴー
「これが今度の作戦じゃ。
よ〜く聞いておけよ。
それでは説明を始めるぞ。
今回は、西側に位置する『ロメラの町』を
本拠地として行動することになる。
目標となるのは、本拠地から東に向かって
約1日半の距離にある『アケステース砦』じゃ。
この砦の制圧が今作戦の目的となる。
偵察部隊の報告によると、『ロメラの町』と
目標地点である『アケステース砦』の間には、
敵のレギオンが配備されているらしい。
今戦いでは、このレギオンとどう戦うかにより、
勝敗が決すると言っても過言ではないぞ。
レギオンとの戦闘を避け迂回する道もあるが、
このレギオンの目的がわからぬ以上、
うかつに動くわけにはいかん。
さて、どうしたものかのぉ…。
既に気付いているかもしれんが、
一部の者はクラスが変化、又はセンチュリオン
へのクラスチェンジが可能となっておる。
これは西部軍からの情報提供により、
我々もレギオン編成が可能となったためじゃ。
しかし、レギオンの運用には少々コツがいる。
実戦で使用する前に、一度チュートリアル等を
のぞいておいた方が良いかもしれんな。
軍師ヒューゴー
「わかったな?
それでは行こうかの。
<荒友の地バンガスー>
年輩の男性
「ついに中央と戦うのかい?
それとも東方教会に根回しかい?
「東方は険しい山脈と雪に覆われた
土地でな、あそこに好き好んで住んで
いるのはバーサ教の信者ばかり。
「戦争とかに手を貸すとは、
あんまり思えないけどね…。
<アディグラトの町>
酒場の親父
「東方の人たちは、今もなお、
バーサ教を厚く信仰している。
「パラティヌスがローディス教国に
従属した時、改宗を迫られたが、
彼らは屈しなかった。
「今ではバーサ教…、東方教会自体が
一つの国みたいなものさ。
<ランバレネ>
年輩の男性
「ウワサは聞いてたけどよ、オマエ達が
まさかここまで来るとはな。
「最初は、烏合の衆かと思っていたが…
俺も信じてみたくなったぜ、
オマエ達の革命ってヤツをな。
<紀律の地メルフィ>
老人
「ほう…、なかなか多くの部隊を
連れているな。
「どれ、わしが大軍をまとめる方法、
レギオンについて教えてやろう。
まぁ、聞けや。
「いいか、レギオンは非常に簡単に
大軍を指揮出来る。
しかも支援効果も受けられる。
「…が、良いことばかりでもない。
レギオンはその規模が大きい程、
動きが鈍くなってしまうのじゃ。
「まぁ何にせよ、
指揮官の腕次第ってコトじゃな。
…おぬしらの場合はどうかな?
<ダーダネルス砦>
少女
「革命軍って、南部に続いて
西部まで抑えたんでしょ。
「…あれ? もう残ってるのって、
東方と中央だけじゃない。
へぇ、あと少しなんだぁ。
「アタシも期待しちゃおうかしら。
がんばってね(はぁと)
<修魔の地ガルカイオ>
老人
「東方の山は天に届かんばかりに高く、
しかも美しい。
「むかし、バーサ神がこの地上より
天に帰られる際、天へ登る道として
東方の山々を創られたそうじゃ。
<アケステース砦・ボス戦>
泡影のウジェーヌ
「革命軍よ、貴方達の掲げる“革命”
とは何なの?
「戦いに勝利する事が“革命”なの?
強者が世を治める事が、
…それが真理だとでも言うの?
「もしそうなら、弱者はいつまでも
弱者のままじゃない。
…私は革命などして欲しくない。
「先の見えない未来など欲しくない。
苦しみなんか味わいたくない!
…私は今の小さな幸せを守るわッ!
◆
(マグナスのユニットの場合追加)
マグナス
「君は何を守ると言うんだ?
未来を決定するのは自分の意思だ。
「力の強さなんて問題じゃない。
自分の気持ちに、嘘をついてしまう
弱さが問題なんだ。
「自分の“弱い心”との戦いに、
負けてはいけないんだ!
泡影のウジェーヌ
「革命軍に参加する人は、
貴方と同じ気持ちかしら?
「皆、貴方の様に強い人なの?
それに、何を言っても無駄よ。
…もうダメなの!!
「…もう全てが終わりなのよッ!
(戦闘後)
泡影のウジェーヌ
「残念ね…、貴方達の革命も
これで終わりよ…。
「…ローディスが、
ローディス教国が乗り込んで
来たのよ…。
「貴方達だけじゃないわ…
この国が…終わる…のよ……
◆
(レイア・ディオ・トロアがいる場合)
トロア
「本当にローディスが
出てきたよ…
レイア
「遂にローディスが…
奴等が乗り込んで来たのね…
ディオ
「一体どうすんだよ?
このままじゃ……
◆
(レイア・ディオがいる場合)
伝令兵
「本当にローディスが
出て来ましたよ…
レイア
「遂にローディスが…
奴等が乗り込んで来たのね…
ディオ
「一体どうすんだよ?
このままじゃ……
◆
(レイアがいるがディオがいない場合)
トロア
「本当にローディスが
出てきたよ…
レイア
「遂にローディスが…
奴等が乗り込んで来たのね…
革命軍戦士
「一体どうすんだ?
このままじゃ……
マグナス
「皆、落ち着くんだ。
「革命軍として行動する以上、
分かっていた事だろう?
軍師ヒューゴー
「恐らくローディスの目的は、
我々革命軍の排除…。
「まず、我々の勢力拡大を
阻止する為、東方教会との接触
を邪魔することが…
「……いや、待て?
むしろ東方教会が攻撃の対象と
なるかもしれんな。
マグナス
「どういう事だ、ヒューゴー?
「何も行動を起こしていない
東方教会が、何故ローディスお
攻撃の対象となる?
軍師ヒューゴー
「戦いとなる以上、
各個撃破は当然の判断。
「最も規模の小さな東方教会が
その対象となるのも当然と
言えば当然じゃろう?
「結局の所、革命軍の完全な
孤立と、勢力拡大を防ぐ事が
目的じゃろうな。
マグナス
「まだローディスの動きは
確認されてはいないが…
「このまま黙っていても
事態は悪化するだけだな…。
マグナス
「東方教会の協力を得る事が
目的ではあるが…
「俺達の為に、危険な目に
遭わせる訳にはいかない。
…東方教会へ向かうぞ。
『東方教会の混乱』
未だに表立った動きを見せぬ東方教会ではあっ
たが、その中枢は大きく揺れ動いていた。
信仰厚い東部地域において、悪魔憑きと受け取
られたこの事件は、多くの人々に魔界と通じた教
会関係者の存在を想像させた。
神官戦士
「お下がりくださいッ、ケリコフ様ッ!
…オディロン様ッ!!
中央官吏ケリコフ
「あッ…、悪魔だ…
…悪魔が神官戦士に……
冥い波動を放つ神官戦士
「……ケ…
ケリコ…フ…さ……ま…?
中央官吏ケリコフ
「うわーッ!!
神官戦士
「止めなさい、イーリャ!
……クッ…!!
中央官吏ケリコフ
「神官戦士が悪魔に、
…悪魔に憑かれたのか?
「祭主は悪魔と通じていた…?
と…、東方教会の連中は
魔界と通じていたのかーッ!
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