＜Ａ＞フレデリック処刑イベントで「俺には出来ない」を選択済で、なおかつ３章開始時にアンキセスに『ユミルを頼む』を選択。
＜Ｂ＞上記以外で西部軍と和解。
軍師ヒューゴー
「今作戦は攻城戦となる為、
レギオンの派遣は出来ない。
「心配せんで良い。
全体にレギオンの解隊を通達
しておいた。
マグナス
「済まないな、ヒューゴー。
軍師ヒューゴー
「気にするな。
…現在の状況を確認するぞ。
それでは、攻城戦の説明を始めるぞ。
今回の攻城戦に際し、
城の南西に仮説の本拠地を設置してある。
目標は本拠地の北東、三重に構える城壁を越えた
先にある『ウィニア城』じゃ。
この城を制圧、禁呪の使用を阻止することが、
今作戦の目的となる。
初めての攻城戦となるが、
これは要塞攻略と同じものと考えて良い。
しかし、伊達に王都と呼ばれている訳ではない。
その規模たるや要塞の比ではないぞ。
城門ひとつ取っても、その数は相当なもの。
当然、侵入者に備え、
随所で敵の見張りが巡回している筈。
進軍ルートをしっかりと決め、
それに従い一気に攻め入るべきじゃろう。
この広い城下、無計画な進軍は余計に時間を
費やしてしまうばかりか、戦力の消耗や兵の疲労
を招くぞ。注意するようにな。
要塞攻略同様、城壁内に解放すべき拠点は
存在せん。また、拠点での回復は可能じゃが、
複数の部隊を集めても再編成は出来んからな。
軍師ヒューゴー
「今は戦いに集中するんじゃ。
…良いな、マグナス？
＜天主・金剛殿 ボス戦＞
◆１回目共通（アンキセスがいるユニット以外）
天荒王ユミル
「革命軍か…、君達ならここ迄
来られると思っていたよ。
天荒王ユミル
「でも…
もう僕の邪魔は出来ない！
天荒王ユミル
「僕は力を…、究極の力を手にした。
僕はこの手で世界を変えるんだ。
「ローディスとて恐れる事はない。
人も魔も僕が支配しよう。
…僕はこの世界の王になる。
「誰にも成し得なかった事であろうと
今の僕になら可能なんだ。
…誰にも邪魔はさせないッ！
◆マグナスのユニット
マグナス
「……ユミル…
本当にユミルなのか？
天荒王ユミル
「ここ迄来られると思っていたよ、
……マグナス…。
天荒王ユミル
「…さぁ、来るんだマグナス。
君は僕に仕えるべき存在なのだ。
「僕は究極の力を手に入れた。
僕はこの力で、この世界の王になる。
その時、君は僕の騎士になるんだ。
マグナス
「究極の力だと？
ユミル、君は暗黒道に…
天荒王ユミル
「伝説の開闢王が手にしたのは、
暗黒道の力ではない…
「あれは究極の力なのだ。
僕が得た力もそれと同じもの…
僕はこの力で目的を果たすッ！
マグナス
「禁呪を使う事が…、逆らう者全てを
排除するのが君の目的なのか…？
天荒王ユミル
「そうだとも。僕の想いを邪魔する
全ての者に死を与えるのさ。
「ただ…、君がいたから…
君が僕の下は近付いていたから、
禁呪は使わなかった。
「でも、もういいね？
君が僕の下へと辿り着いた…。
他にはもう何もいらない。
「禁呪を使い、全てを無に帰す。
協力してくれるね？
…マグナス。
マグナス
「…させないッ！！
「君にそんな事をさせる
訳にはいかないッ！！
天荒王ユミル
「…何故だ？ …どうしてそんな
言葉を口にするんだ？
「君までが僕に剣を向けるのか？
君なら分かってくれるだろう？
「マグナス、…君もかい？
君もアンキセスの様に、
僕の邪魔をするつもりか？
「…違うよね、マグナス？
天荒王ユミル
「僕は許さないよ、
…マグナス。
「たとえ君であろうと、
僕に逆らう事は許さない。
…許さないぞッ！！
◆ディオがいる場合
ディオ
「よッ、久しぶりだな王子。
「ちょっと見ない間に、
雰囲気が変わったんじゃねーの？
天荒王ユミル
「………。
ディオ
「マグナスのヤロー、
だいぶ苦しんでる様だゼ？
「アイツはいつも、アンタの事を
気にしてたからな。
まッ、オレには関係ねぇけど。
天荒王ユミル
「僕は君の事など知らない。
…君は何者だ？
「君はマグナスの
何なのだ？
ディオ
「オレか？ そうだなぁ…
まぁ“戦友”ってトコだ。
「今のアンタはアイツの敵…
オレにとっても敵ってワケだ！
「遠慮なく戦わせてもらうゼッ！
◆レイアがいる場合
レイア
「ユミル王子、貴方は本当に
禁呪を使う気なのですか？
「ここで禁呪を使われたら、
もう二度と後戻りは出来なく
なるのですよ？
「暗黒道も、究極の力も、
民にとっては人智を越えた力…
「それは、恐怖以外の何ものでも
ありません。
天荒王ユミル
「シルヴィス伯のご令嬢だね。
何故君がそんな事を言うんだ？
「貴族の子として生まれながら、
革命の為に戦う君なら、
僕の気持ちを理解出来る筈だ。
「力で制する事を学んだろう？
力無き支配者の醜態を見ただろう？
レイア
「王子…
貴方はそこまで…。
「目を覚まして下さいッ！
マグナスは…
いつも王子の事を……
天荒王ユミル
「悪いけど、
消えてくれないか？
「マグナスの事は
聞きたくないッ！
◆アイーシャがいる場合
聖母アイーシャ
「ユミル王子…
貴方も暗黒道に…？
天荒王ユミル
「暗黒道？ 違う！
…これは究極の力だッ！
「僕はこの力で世界を変える！
禁呪を使い…
全てを無に帰すのだ。
聖母アイーシャ
「禁呪を行使するなんて…
正気なのですか！？
「人の子である貴方が、
神の力を使おうなどと、
…いけませんッ！！
天荒王ユミル
「神の力を持つ僕は“神”だ！
…そうだろう？
聖母アイーシャ
「聖なる父フィラーハよ、
この哀れなる人の子に御慈悲を…
◆サラディンがいる場合
妖術士サラディン
「身に余る力に飲まれ、
正しき心を見失ったか…？
天荒王ユミル
「…あの時の術士か。
見よッ、僕は力を手に入れた。
「ただ見ている事しか出来なかった
あの時の僕は、もういない。
…僕変わったんだッ！
「全ての束縛から解放された。
自由だッ！ 何だって出来るッ！
妖術士サラディン
「ユミル王子…
貴方に忠告させて頂きます。
「力を持つ事、求める事…。
それらは決して悪い事ではない。
しかし、大事な事は…
「力を得る事ではなく、
力を御する心を身に付ける事。
…貴方は力に飲まれた様だ。
「貴方が邪な心のままに、
その力を使うというのならば、
私はそれを止めさせてもらうッ！！
◆アンキセスがいる場合
堅牢地神アンキセス
「……王子…
一体何があったのです？
「このアンキセスに話しては、
頂けませんか？
天荒王ユミル
「アンキセス、喜んで欲しい。
僕は力を手にした…。
「究極の力を手にしたんだよ。
見てくれッ。脆弱だった僕は、
もう何処にもいない！
「ここにいるのは、
世界の全てを支配する力を得た
“ユミル”なのだッ！
「僕はこの手で全てを支配し、
この力で世界の王となる。
「もう、お前に守ってもらう
必要も無いんだよ！
堅牢地神アンキセス
「王子…、まさか…
貴方までも暗黒道に…？
「…何という事だッ！
私が傍を離れたばかりに…
天荒王ユミル
「暗黒道？ 欲望に抗えぬ心弱き者と、
…そんな低俗な者の力とは違う！
「これは純然たる神の力！
開闢王が手にした究極の力なのだッ！
「この神の力を使い、
僕の想いを邪魔する全ての者に、
死を与えるのだ。
堅牢地神アンキセス
「貴方はそんな方ではなかった！
…私は貴方に、
「民と心を通わす貴方の姿に、
王たる器を感じておりました。
「…王子ッ！
私が間違っていたのですか？
天荒王ユミル
「黙れアンキセスッ！
お前は僕の臣下であろう！
「黙って僕に従えば良いのだッ！
何故僕の想いを…
主君の想いを理解出来ぬ？
「お前も…
お前でも駄目なのだな…？
残念だよ、アンキセス。
（戦闘後）
『約束』
蒼天騎士団との戦いに敗れたユミルは、争いを
終わらせる為、神の力で世界を支配しようとして
いた事を明かす。マグナスの説得に、心を動かす
ユミルであったが、心を乱したマーリの剣がその
胸を貫く…
マグナス
「……ユミル…。
侍女マーリ
「駄目ッ！
…近寄らないで！
「貴方がいたから…
貴方と共に歩む為に、
ユミル様は……
マグナス
「…俺の為に？
「ユミルは俺の為に、
暗黒道に堕ちたとでも
言うのか？
侍女マーリ
「何を言っているの？
ユミル様が手にした力こそ、
「真の究極の力！
…ユミル様はダニカ神の……
天荒王ユミル
「やめろマーリ、
…僕が話す。
天荒王ユミル
「僕は…
契約の子だったのさ。
マグナス
「…契約の子！？
天荒王ユミル
「はるか昔…
魔界の女王と化したダニカを、
「…娘を不憫に思ったバーサ神は
彼女の体を五つに分け、
大地の奥深くに封印した。
「両の腕と脚はダニカの騎士となり
魔界の住人を監視すべく
カオスゲートの門番となった。
「そして、残された彼女の心は、
その体と遠く隔てられた大地で、
永き眠りについた…。
マグナス
「大地神バーサとダニカの神話。
しかも…、異聞じゃないか？
天荒王ユミル
「この国を興した開闢王は、
偶然カオスゲートを見付けた。
「カオスゲートを守る騎士と…
ダニカの騎士と出会った開闢王は
一つの契約をしたんだ。
「その内容は…
究極の力を授けてもらう代償に、
自分の子孫を神に捧げる事。
「……神に捧げられる者…
それが僕だったのさ。
マグナス
「それは全て神話だろう？
神話が事実だと…
「君が神話に関係している
とでも言うのかッ！？
天荒王ユミル
「…永遠にも近い時の中を、
たった一人眠り続けたダニカ。
「孤独に耐えられず、復活を望んだ
彼女には、魂の依代となる
肉体が必要だった…
「そして、選ばれたのが僕なんだ。
この力も神の、ダニカ神の力。
…僕は人間ではなかった。
「“ユミル・デュルメール”では
なかったんだッ！！
天荒王ユミル
「でも…、僕は感謝している。
君に近付く事が出来たから…
「たとえ人間でなくても
僕は君に近付く事が出来た…。
「マグナス…
君という存在に近づけたんだ！
侍女マーリ
「…魔界へと下り、
自分の運命を知ったユミル様は、
「その力で世界を自分のものに…
人間も魔界の住人もなく、
全てを支配しようとしたのです。
「貴方が戦う理由が無くなるから…。
戦う理由が無くなれば、
貴方が戻って来ると思って…
「…マグナスさんッ！
貴方さえユミル様に従っていれば、
全ては終わっていたのにッ！
マグナス
「何が終わったと言うんだ？
それで何が……
「何が終わるって言うんだッ！
俺が戦うのは、
そんな事の為じゃない。
「…思い出すんだユミル！
君が望んだのはそんな世界
だったのか？
「違うだろッ！
皆が幸せになれる世界を
望んだんじゃないかッ！！
天荒王ユミル
「………。
マグナス
「…まだやり直せる筈だ。
天荒王ユミル
「…マグナス。
侍女マーリ
「駄目…です……
駄目です、ユミル様…
天荒王ユミル
「……マーリ…？
侍女マーリ
「私を一人にしないで…
ユミル様ッ！
私を一人にしないでッ！！
マグナス
「何をする気だ！？
…下がれッ、ユミル！
天荒王ユミル
「マグナスッ！
…いいんだ。
天荒王ユミル
「マーリ、一緒に行こう。
君も一緒に…
マーリ
「誰にも…
誰にも渡さないッ！
侍女マーリ
「…いや…ユミル様……私……
いやぁぁッー！！
妖星のゼーダ
「何という事を…。
これではダニカ様が…
「ええい、一時の感情などに
支配されおってぇ！
この愚か者め…
「こうなれば仕方ないッ！
マーリッ、
お前の力だけが頼りぞッ！
マグナス
「ユミル…
大丈夫かユミルッ！
天荒王ユミル
「マグナス、よく聞いて。
…ダニカの騎士が消滅し、
「僕がこのまま死んだら、
後は遺跡の封印を解くだけ…。
「それだけでダニカは復活する。
マグナス
「動くなユミルッ！！
そんな事はどうでもいいッ！
天荒王ユミル
「落ち着いて、マグナス。
これはとても大事な事なんだ…
「ダニカは揺れ動く存在…。
半身半人でありながら魔界の女王。
もしも、ダニカが…
「魔界の女王として復活したなら、
この地上で、魔界の勢力との戦いが
繰り広げられる事になる…。
マグナス
「……オウガバトル…
天荒王ユミル
「そう…、分かっただろう？
だから早く行くんだ…。
◆フレデリック処刑イベントで「俺には出来ない」を選択済で、なおかつ３章開始時にアンキセスに『ユミルを頼む』を選択。
「…あぁ……ごめんよ…
……マグナス…。
僕はアンキセスを…
「…本当に…ごめん……。
僕はどうか…い…ぁ…
…許して欲…し……ぃ
「…うか…僕を…許して
…マグ…ス…。
…君は僕…の……騎士……
◆上記以外
「そして…、必ず戻るんだ
必ず…、僕の下へ…。
…君は僕…の……騎士……
マグナス
「ユミル…
君が望んだ世界は…
「俺が実現するッ！
僕はただの人間だけど、
必ず実現してみせる！
「…必ず、…必ずだッ！
見ていてくれよ…
…………ユミル……。