聖母アイーシャ
「貴方達はローディス！
　…まさか冥煌騎士団！？

冥煌騎士ボルドウィン
「……革命軍…。
　フンッ、まだ生きていたか。

聖母アイーシャ
「カオスゲートを開いて
　どうするつもりですか？
「貴方達は魔界の力をも
　利用する気なのですか？　
「そのような力が、
　貴方達の自由になるとでも
　思っているのですか？

冥煌騎士リチャード
「冥い精神波動に支配されてしまう、
　貴様等と一緒にするな。
「主フィラーハの加護の下、
　全ての存在は我々の足元に跪く。
　魔界の住人とて同じ事……
「我々の力は、既に暗黒道を超えた。
　我々が求めるのはそれ以上の力、
　…究極の力だッ！
「魔界へと下り、それを手にする！

聖母アイーシャ
「暗黒道の力…？
　……それ以上の力…？
「いけない、人が手にして
　良い力ではありません！
　一体、何をする気なのです！

冥煌騎士リチャード
「…この世界には、
　弱く愚かな者が多すぎる。
「我々が、そいつらをより良く
　管理してやろうと言うのだ。
「強く優れた者の役に立つよう、
　圧倒的な力をもってな。
「貴様等の様に支配される価値
　すら無い者には、死という名の
　安らぎを与えよう。
「…選ばれし民の理想郷に、
　愚者は必要ない！！

謎の声
「…それがローディスの目的か？

冥煌騎士ボルドウィン
「誰だ！？

謎の声
「平和を愛する人々の僅かな幸せさえも
　力で奪おうと言うのだな。
「…ローディスの騎士よ！
　ゼノビアの為、パラティヌスの為、
　貴様等の思い通りにはさせない！

聖母アイーシャ
「デスティンさんッ、
　…ギルバルドさんッ！

天空のギルバルド
「ここは我々に任せて、
　先に行けッ！
「お前達はカオスゲートを、
　魔界の住人達を止めるんだ！

聖母アイーシャ
「…し、しかし…

天空のギルバルド
「何を迷っている。
　お前達がすべき事は何だ！
「お前達はマグナスの
　力となってやれッ！

勇者デスティン
「さぁ行けッ！！

冥煌騎士リチャード
「ゼテギネア帝国を破った男…
　貴様がそのデスティンか？
「面白い…
　貴様の相手は、私がしよう！


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