Good Ending 


・・・大いなる父・フィラーハの名の下に、
汝、ベルサリア・オヴェリスをヴァレリアの王と認め、
ここにヴァレリアの称号を与える・・・・・・。



女王ベルサリア
「・・・過去のすべてを忘れようとは言いません。
 何故、この戦乱が起きたのか、戦乱によって何を失ったのか、そして、私たちが何を成したのか、
 これらは後世の人々に伝えねばならないことです。




カチュア姉さん・・・、
姉さんには果たさなければならない責任があるんだ。





カチュア
『・・・どうして、姉さんのいうことがきけないの。

カチュア
『・・・言いたいことはわかるわ。でも私はあなたを失いたくないのよ。
 考えたくないけど、父さんはきっと、死んでるわ。私にはあなたしかいないの・・・。
 ・・・そう、この世に血を分けた肉親はあなただけ。たった二人しかいない姉弟なのよ。死なせたくない。
 ・・・ごめんね、あなたを止められるわけないのに。でも、約束して。姉さんから離れないって。ね?



デニム
『僕は姉さんを失いたくはない。
 血がつながっていなくても、僕は姉さんを離したりはしないッ!

カチュア
『う、ううう・・・・・・。

デニム
『ごめんよ、姉さん。でも、もう離れたりはしない・・・。



女王ベルサリア
「しかし、遺恨を残してはなりません。忌まわしき過去と決別するのです。
 我々の未来のため、子供たちのために、過去を悔い、改めなければなりません。
 私たちにはそれができるはずです。
 新たな世界のために、このヴァレリアに暮らす同じ民として平和な未来を築きましょう。
 ヴァレリアに栄光あれ!



ありがとう、デニム。




 ◇オリビアが生きている場合に追加



プランシー神父
『カチュアを救ってやってくれ・・・!
 カチュアを助け、この戦乱を終わらせることができるのはおまえしかいないのだ・・・!・・・グホッ!

デニム
『父さんッ!!

プランシー神父
『おのれを棄てろ・・・、大儀の為のいしずえとなれ・・・・・・。
 現実をきちんと見すえて、よりよい選択肢をえらぶのだ・・・。
 おまえは・・・・・・次の世代のために道をつくるだけでよい・・・・・・・・・それを・・・ 忘れるな・・・・・・。

デニム
『父さんッ!しっかり、しっかりしてッ!!

プランシー神父
『・・・デニム・・・・・・すまな・・・い・・・・・・・・・・・・

デニム
『父さーんッ!!!



デニム
「・・・あとは姉さんに任せるよ。
 姉さんはもう大丈夫。僕なんか側にいなくてもやっていける。
 ・・・きっと今頃、ハイムでは姉さんの戴冠式をやっている頃だよ。
 名実共にヴァレリアの王になったんだ。

デニム
「カノープスさんは帰ったよ。・・・ブリュンヒルドを持ってね。



ゼノビア人が
<A>カノープス、ミルディン、ギルダスが揃っている場合

<B>カノープス、ミルディンの2人の場合

<C>カノープス、ギルダスの2人の場合

<D>ミルディン、ギルダスの2人の場合

<E>カノープス一人の場合

<F>ミルディン一人の場合

<G>ギルダス一人の場合

だれもいない場合はナシ



デニム
「姉さんだけじゃない。
 戦いが終わって、みんな、それぞれの道を歩き始めたよ、父さん・・・。

デニム
「ハイムから去っていった仲間もいるんだ・・・。



優先順位

<1>バイアン・フォルカス・アロセールが3人ともいる場合
以下、いなければ次へ

<2>オリアス・デボルドが2人ともいる場合

<3>ジュヌーン・オクシオーヌが2人ともいる場合

<4>ハボリムがいる場合

<5>ザパンがいる場合

<6>プレザンス神父がいる場合

上記の人物が誰もいない場合はナシ


デニム
「父さん・・・、僕、行くよ。
 ローディスのやつらが再び、この島へ戻ってくる前に、見ておきたいんだ・・・。
 ランスロットさんが命を賭して守ろうとした騎士としての誇り、名誉、そして、ランスロットさんの祖国を・・・。



聖騎士ランスロット
『・・・きみたちは何者だ?

ヴァイス
『俺たちはウォルスタ解放軍の戦士だッ!皆の仇をとらせてもらうッ!

聖騎士ランスロット
『仇だと?

風使いカノープス
「ずいぶんと手荒な歓迎だな・・・。・・・なんだ、ガキじゃないか!?

聖騎士ランスロット
『待て。我らを知っているのか?人違いではないのか?

ヴァイス
『おまえはランスロットだろうがッ!なら、確かに俺たちの仇だッ!

聖騎士ランスロット
『いかにも、私の名はランスロットだ。何故、私を知っている?



聖騎士ランスロット
『もう4〜5年前になるかな。帝国と戦う前のことだ。
 帝国に追われ、各地を放浪しているうちに、妻は病気にかかってね。
 そのまま逝ってしまった・・・。
 幾度となく妻のあとを追って死のうと考えたことがある。
 戦いの前にはとくにそうだった。
 でもね・・・。そのたびにこのオルゴールが教えてくれる。
 命という名の責任の重さをね・・・。
 死んではいけない、自分のまいた種の成長を見届けなければならないってね・・・。

デニム
『命という名の責任・・・。

聖騎士ランスロット
『きみたちのような若者が戦わなくともよい・・・そんな世界を築きたいものだな・・・・・・。



デニム
「僕は必ず戻ってくる。だから心配しないで、父さん・・・。



このハイムの戦役以後
ヒッタイト人に統一されるまで、約千年もの間、
ヴァレリアは独立国家として
その名を歴史に留めることになる・・・。




船員
「ローディス行きの船がでるぞーッ!!


− The End −


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The end of Ogrebattle saga episode seven "Let us cling together"