Chapter 1
僕にその手を汚せというのか (B Side)
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Chapter 1
> いずれにせよ放ってはおけない。〜美しきゲリラ戦士(1)
デニム
「いずれにせよ放ってはおけない。
助けるぞッ!」
◆美しきゲリラ戦士
フィダック城への道中、古都ライムでガルガスタン
軍に襲われている女戦士を救出した。 彼女の名はシス
ティーナ。バクラムの武装過激派『ヴァレリア開放戦
線』のメンバーだった。 互いの主張は平行線のまま、
ライムで別れる。
システィーナ
「ありがとう、あなたたちのおかげで
命拾いをしました。
「私はヴァレリア解放戦線の戦士です。
この町に蓄えられた補給物資を奪うため
偵察に来たのですが、あのザマです。
ヴァイス
「ヴァレリア解放戦線だって!
あの過激派か…。こいつはやっかいだ。
カチュア
「やっかい…って、どういうことなの?
私たちと同じではないの?
騎士レオナール
「彼女は亡きドルガルア王を信奉する
バクラム極右組織のメンバーだ。
カチュア
「聞いたことがあるわ。バクラムにも
現政権に反対する人たちがいるって。
騎士レオナール
「そう言えば確かに聞こえはいいが、
やっていることはただのテロだよ
「無関係な住民を巻き込む、恐ろしい
破壊工作ばかりを行っている…、
それがヴァレリア開放戦線だ。
システィーナ
「誤解ですッ。それは司祭ブランタら
現政権によるプロパガンダですッ!
「私たちヴァレリア解放戦線は、以前の
ような…、人種や思想を問われず、
平等だったあの頃を取り戻したいと…
ヴァイス
「平等だってッ!ハッ、お笑い草だね。
以前のどこが平等だって言うんだ。
「おまえらバクラム人にとっては
そうだったかもしれないが、俺たちは
虫ケラのように扱われていたんだッ!
システィーナ
「そんなッ。…では、あなたたちは
何のために戦っているのですか?
<選択1>
ウォルスタの未来のため。
<選択2>
真の平和のため。
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