デニム
「違うよ、姉さん! 僕は姉さんを愛している!
 愛している人にいなくなって欲しいわけないッ!!

カチュア
「軽々しく愛してるなんて言わないでッ! あなたは王女である私を欲しいだけッ!

デニム
「そんなことないよ、姉さん!

カチュア
「みんな、ウソばかりッ!
 王女である私しか見ようとはしない・・・。

デニム
「姉さん・・・・・・。

カチュア
「私はあなたの姉になりたかった・・・。 ううん、姉じゃなくてもいいの。
 ただ、誰かの側にいたかった・・・。 私を必要としてくれる人の側にいたかった・・・・・・。

デニム
「・・・・・・・・・・・・。

カチュア
「どうして、どうしてあなたも本当の私を見てくれないの・・・・・・?

デニム
「姉さんッ!!

デニム
「誰かッ! 誰かッ、来てくれッ!!

カチュア
「迷惑かけて・・・・・・ごめんね・・・・・・・・・。

デニム
「姉さーんッ!!

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