炎のセリエ
「オリビア!
水のオリビア
「セリエ姉さん、システィーナ姉さん、二人ともご無事で何よりです。
炎のセリエ
「どうしてブリガンテスに!?父上はどうされた?
水のオリビア
「・・・父上は、ここにはおられません。どこにいったのかも分かりません。
風のシスティ−ナ
「どういうことなの?
水のオリビア
「・・・姉さん達が教団から去っていったことに責任を感じていたようです。
ふさぎ込むことが多くなり、戦乱が始まってすぐに出ていったきりで・・・・。
風のシスティ−ナ
「セリエ姉さん、何か心当たりはないの?
炎のセリエ
「そうね・・・。恐らく、バンハムーバの神殿ね。あそこはイシュタルを祭った 光の神殿。
若い頃の父上はあの神殿で修行したと聞いているわ。
教団を棄てるということは信仰を棄てるということ。その迷いがあるならきっと、あの神殿にいかれたはず・・・・。
水のオリビア
「父上はそこにおいでなのですね?
炎のセリエ
「恐らくね・・・。
デニム
「よし、バンハムーバの神殿に急ごう!
水のオリビア
「シェリー姉さんはどこですか?
デニム
「そうか・・・、君たちは四人姉妹だったんだっけ・・・。
水のオリビア
「姉さんっ!
炎のセリエ
「・・・・シェリーは私たちを裏切ってブランタの手先となったわ。
水のオリビア
「どうして、シェリー姉さんが!?ウソでしょ!?
風のシスティ−ナ
「・・・ウソじゃないわ、オリビア。教団を離れた後、シェリー姉さんはバクラ ム軍へ投降したのよ。今じゃブランタの片腕よ・・・。
水のオリビア
「そんな・・・。そんなことって・・・。
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