騎士ミルディン
「デニムくん！

デニム
「ミルディンさん、ご無事で…。
　本当によかった。

「…ウォーレンさんの具合は？

騎士ミルディン
「まだ意識はもどっていません。
　でも、命に別状はないそうです。

デニム
「よかった。安心しました。
「…ランスロットさんは
　まだ戻っておいでではないんですね？

騎士ギルダス
「ああ、バクラム軍が襲ってきた
　あの夜に別れたきりさ。
「オレたちはライムの収容所に
　捕らえられていたんだが、きみたちの
　おかげでやっと出れたってわけだ。
「礼を言うぜ。
「ところで、これからどうするんだ？
　やっぱり、フィダック城を
　攻めるのか？

デニム
「そのつもりです。
「ブランタと暗黒騎士団の仲は
　あまりうまくいっていないようです。
「指揮系統の乱れている今なら
　フィダック城を落とすことが
　できるかもしれない…。

騎士ギルダス
「そうか。それじゃ、オレたちも
　参加させてもらうぜ。
「やつらにライムでの借りを
　返さなくちゃいかんしな。
　いいんだろ、デニム？

騎士ミルディン
「よかった。
　さあ、いきましょう。