デニム
「敵と手を組めるはずがない…。
あなたたちは僕らの仇なのに…。
暗黒騎士バールゼフォン
「大儀の前であろうがッ。
私怨を棄ていッ!!
騎士レオナール
「いい加減にしないかッ!
ご無礼をご容赦くださいませ。
暗黒騎士ランスロット
「…あの焼き討ちのときの子らか。
あれは、確か…、
暗黒騎士バールゼフォン
「ゴリアテに反乱分子が潜んでいるという
情報で攻めましたが…。
暗黒騎士ランスロット
「ニセ情報だったというアレか…。
そうか、では恨むもの当然のこと。
「過ちとはいえ、無礼をはたらいたのは
我等。詫びてすむものではないが、
許されよ…。このとおりだ。
騎士レオナール
「お、おやめくださいませ。
…我等は急ぎ戻らねばなりません。
暗黒騎士ランスロット
「そうか…、もう少し、ゆるりと
言葉を交わしたかったが…。
騎士レオナール
「ご無礼の段、ひらにご容赦ください。
そ、それではこれにて。