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ウォーレンレポート 第1章

ゲーム開始時〜◆ 建国2年の祝い ◆
 バクラム・ヴァレリア国は神竜の月1日で建国2年
を迎えた。そのため、王都ハイムでは国をあげての盛
大な祝祭が行われている。国主である司祭ブランタは
その席で、先の戦乱で破損した空中庭園の修復を行う
ことを発表した。
ゲーム開始時〜◆ パレードで5人死亡 ◆
 バクラム・ヴァレリア国で開催された建国2年の祝
祭中、悲惨な事件が発生した。暗黒騎士団ロスローリ
アンのパレード中にゲリラが攻撃したのである。幸い
暗黒騎士に被害は及ばなかったが、見物していた市民
が巻き込まれた。当局の発表では5人が死亡、21人
が重軽傷。ゲリラノ身元は不明である。
ゲーム開始時〜◆ ロンウェー公爵の処刑・近し◆
 アルモリカ城に幽閉されているロンウェー公爵の処
刑を近日中に執行することをガルガスタンが公式に発
表した。公爵はウォルスタ解放軍の指導者として知ら
れており、半年前の戦いに敗れて以来、アルモリカ城
に監禁されている。
ゲーム開始時〜◆ ゼノビア進撃!? ◆
 先頃、港町ゴリアテを訪れた異国の騎士たちは、東
の大国・新生ゼノビア王国の者であったことが判明。
 本人たちは否定しているが、ローディス教国ど同様
に、属国とするために派遣された先兵隊の可能性もあ
る。現在はゲリラ組織と行動を供にしており、今後の
動向が注目される。
アルモリカ城奪還〜◆ アルモリカ城陥落 ◆
 ガルガスタンの占領下にあったアルモリカ城が、壊
滅状態にあったウォルスタ解放軍の生き残りによって
奪取された。同時に虜囚のみにあった同組織の指導者
ロンウェー公爵も救出され、ガルガスタン側はアルモ
リカからの後退を余儀なくされている。今後、両陣営
の動向に注目したい。
アルモリカ城奪還〜◆ 英雄誕生 ◆
 ガルガスタン王国の占領下にあったアルモリカ城が
先頃、ウォルスタ解放軍ゲリラによって奪取された。
ゲリラは10代後半の若者によって構成されており、
組織のリーダーであるパウエル氏は英雄として、同民
族の尊敬を集めている模様。
クリザロー占拠後〜◆ 解放軍クリザローを占拠 ◆
 古くからバスク教の総本山として知られる、アルモ
リカの辺境の町クリザローがウォルスタ解放軍の手に
より占拠された。当時、町は無人で死体だけがころが
るゴーストタウンだったが、現在は、住民たちが少し
ずつ帰郷している模様。かつてのにぎわいを取り戻す
のも時間の問題のようだ。
クリザロー占拠後〜◆ コリタニで粛清の嵐 ◆
 アルモリカ城陥落の情報を受けて、コリタニ地方に
本拠をかまえるガルガスタン陣営で大規模な反対派の
集会が行われた。もとより過激派とよばれるバルバト
ス枢機卿を批判する者も多く、そうした不満が一気に
吹き出した形となったようだ。これに対し枢機卿は武
力をもって対応。流血の惨事となった。
クリザロー占拠後〜◆ パレード襲撃犯の身元判明 ◆
 去る神竜の月1日に王都ハイムで起きたパレード襲
撃事件で、その犯行の首謀者と見られるゲリラの一味
が捕まった。犯人は『ヴァレリア解放戦線』のメンバ
ーの一人だが、当局は名前を公表していない。同ゲリ
ラは、民族融和を掲げた旧ドルガルア王を信奉するバ
クラム人の極右組織。当局の対応が注目される。
クリザロー占拠後〜◆ オブデロード監督官行方不明 ◆
 ガルガスタン陣営がアルモリカ城の統治者として送
り込んだニバス・オブデロード監督官が行方不明とな
っていることが先頃判明した。同氏はネクロマンシー
(降霊術)の専門家としても高名。アルモリカ城陥落
時に消息が途絶えているため、ウォルスタ解放軍の捕
虜となっている可能性も強い。安否が気遣われる。
フィダック城到達後〜◆ 解放軍・バクラムの配下へ? ◆
 先頃、古都ライムで解放軍と思われるゲリラの一団
がガルガスタン軍の包囲網を突破した。気になるのは
その中に、アルモリカ騎士団のレオナール氏らしき人
物がいたことである。同氏は解放軍の要ともいえる人
物で、軍事援助を目的としたバクラムへの密使ではな
いかとウワサされている。
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